理事挨拶
初めてこどもたちの支援に関わったのが1987年、宣教師としてフィリピンのセブ島を訪れた時でした。その当時、フィリピンはまだ経済的に困窮していたこともあり、セブ島も大変厳しい状況におかれていました。そこでカトリックのシスターたちの協力を得て、大勢のこどもたちを野外広場に集め、一緒に来てくれた仲間たちと共に日本風のカレーライスを振る舞うことにしたのです。あの時の、こどもたちの驚きの表情とこぼれる笑顔が忘れられません。どんな環境にあっても、こどもたちの可能性は無限大です。当財団は、こどもたち誰もが夢を描き、希望に満ちた未来へ羽ばたいていく願いのもとに設立されました。支援活動を続けていくうちに、同じ志を持つ多くの仲間との出会いが生まれ、瞬く間に素晴らしい支援チームができ上がったのです。こどもたちの未来に向けて熱い思いを共有する私たちの心は一つです。こどもたちの心の芽が大切に育まれ、みんなが笑顔になることを願い、これからも全力で支援を続けてまいります。こどもたちの命を守ることに妥協はありません。今、できることを、すぐに実行することが、私たちの信条です。応援をよろしくお願いします!
代表理事 中島 尚彦
プロフィール
1957年、東京都生まれ。15歳でアメリカにテニス留学。南カリフォルニア大学卒、ペンシルベニア大ウォートン校(MBA)卒、フラー神学大学院卒。80年代アメリカにて不動産会社を起業。キリスト教会の牧師を務めるかたわら、宣教師としてもフィリピン、インドネシアなど東南アジアを訪ねて奉仕活動に従事。帰国後、1993年サウンドハウスを創業。現在、株式会社サウンドハウス代表取締役会長、及び、株式会社ハウスホールディングス代表取締役を務める。古代史の研究にも携わり、その研究成果をhttps://www.historyjp.com/サイトに連載中。2022年には、こども達の未来を見据えながら社会貢献に取り組むため、サウンドハウスこどものみらい財団を設立。伝統文化を活かした地域活性化を支援しつつ、日本の精神的復興をライフワークとする。
- 日本とユダヤのハーモニー&古代史の研究 https://www.historyjp.com
- Rickの本寝言シリーズ https://www.soundhouse.co.jp/contents/column/?mode=list&category=23
「自分は愛されるために生まれてきた!」すべてのこども、若者たちがそう思える未来を創る、これが私のビジョンです。どんな家庭に生まれても、どんな過去があったとしても、こどもたちは愛され、大事にされることで、生きる力が湧いてきます。どれだけお金があっても、優れた能力を持っていても、「あなたは大事な存在だよ」と言ってくれる「誰か」がいることには適いません。以前、アメリカのスラム街で、こども支援に携わっていました。スラム街での生活は悲惨なものでした。人が銃で撃たれて亡くなり、麻薬の売買が盛んに行われ、親は刑務所…しかし今でも忘れられないことは、そのような中でも、こどもたちの眼がキラキラと輝いていたことです。「I’m precious!=自分は尊い存在なんだ!」胸を張ってそう答えるスラムのこどもたちを見ていると、この一見豊かに見える日本で過ごしているこどもたちは、果たしてこのスラムの子たちよりも幸せなのだろうか?そんな疑問が頭から離れなくなりました。もっと日本のこどもたちが「愛されていい存在なんだ」と自信をもって言える社会を創りたい!こどもたちが強さも弱さも全部ひっくるめて自分と人を愛せる…「助けて!」と言ったら大人が手を差し伸べてくれる…そんな当たり前のことが実現できる社会を創りたいと、心から願っています。日本に今必要なのは、こどもたちの幸せのために、私たち大人が本気で「動く」ことです。ぜひ、そのための一歩を皆様と一緒に歩んで行くことができれば幸いです。
理事 山下祈恵
認定NPO法人トナリビト 代表理事
「ハグして・・・」台風復興支援活動の慰霊祭でフィリピンのレイテ島を訪れた時、親も兄弟も住む家も失った幼いこどもたちが私に求めてきたものは、お金でも、物でもありませんでした。「抱きしめてほしい!」ただ、それだけでした。たとえ苦しい現状に遭遇していても、どんなに辛い過去があったとしても、「今」と「未来」はこどもたちのものです。今、この瞬間の命を生きること、共に喜び笑いあうこと、そして自分の存在を受けとめてもらう体験が、こどもたちの心を癒し、生きる力の源となります。「助けて」と言えないこどもたちの傷ついている心と身体の小さなサインを見逃すことなく、尊い命を未来へとつなげていくには、こどもたちが安心して声をあげられる人との出会いと居場所が大切です。1人の子どもを育てるには100人の村人が必要だと言われています。痛みを抱えているこどもたちなら、なおさら多くの人の助けと支えが必要です。だからこそ、「自分のことを想ってくれる人がいる!」「自分を信じてくれる人がいつもいる!」と、こどもたちが肌で感じることができる温もりと、安心して自分らしく過ごせる優しい空間を必要としています。こどもたちが今日を生き、明日へと命をつなぐ大きな生きる力を、地域と共に見守りながら、育んでいく「みらいはうす」を一緒につくりませんか?こどもたちの未来は私たちの未来です。「生きているだけでいい!」「生まれてきてくれてありがとう!」と伝え続けて、こどもたちの「命」を「未来」への「希望」につないでいきましょう。
理事 板倉未來
NPO法人OHANA 理事長
子どもたちの人生に、光となるつながりを。私はこれまで、保健師として保健福祉行政に携わり、地域で暮らす人々の健康と生活に向き合ってきました。また、児童相談所での勤務を通して、虐待が深刻化した子どもたちの厳しい現実を目の当たりにしました。豊かな日本に生まれながら、安心して眠ることも、誰かに愛されていると感じることもできない子どもたちがいるという、その現実を知り、私は子どもたちの人生について深く考えるようになりました。どのような環境に生まれ育ったとしても、人生のどこかで「あなたはあなたのままでいい」と存在そのものを肯定してくれる大人に出会うこと、「自分を大切に思ってくれる人がいる」と実感できることは、子どもたちが自分の人生を歩んでいくうえで、とても大切なことです。たった一人との出会いが、子どもの人生を照らす光になることがあります。そして、誰かに支えてもらった経験は心に残り、その子が大人になったとき、今度は誰かを支える力へとつながっていきます。子どもも、親も、誰もが「ひとりじゃない」と感じられる社会へ。一人ひとりの存在が大切にされ、人とつながり、支え合いながら、自分らしく人生を歩んでいける未来を、子どもたち、そして地域の皆さんとともにつくっていきたいと思います。
理事 今野由美
保健師/「人生のたより」主宰

